Hamamatsu Arts & Creation 浜松アーツ&クリエイション

Hamamatsu Arts & Creation 浜松アーツ&クリエイション

News

浜松・浜名湖ツーリズムビューロー提供

2019.03.31お知らせ

一年の活動を終えて

浜松アーツ&クリエイションが設立されてから一年が経ちました。

初年度のミッションは浜松市民の文化活動調査。400名を超える方達にお目にかかり、お話を伺い、出来る限り現場にも足を運び、さまざまな活動を拝見させていただきました。
お話を聞いて現場を拝見しては、そこから何を読み解くか、PDとPOでディスカッションする、そんな時間の積み重ねでした。
しがらみなどなく、今の浜松の状況を観て欲しいということで浜松市外から私共が呼ばれたということだと理解し、出来るだけフラットに状況を把握するように努めてきました。
ただ、今の浜松の活動だけを見ても、なかなかその価値に気づけないことがありました。
調査という、一度だけの定型的なやりとりでは、なかなか本質的な部分までは把握できません。  
その後もコミュニケーションを繋いでいただき、折々お話を伺い、また複数の方々から違った角度からの意見も伺う中で、今は当たり前のように見えている状況が、志を持って頑張って来た人達の努力の結果であることも、少しづつわかって来ました。
『アート』とは、人によって解釈の幅のぶれが大きい言葉です。活動の種類や目的も、多岐に渡っていました。
よくよくお話を伺うと、ある活動は、実は「固定化しているコミュニティや考え方に、風穴を開けたい」という思いの顕れであったり、「浜松という社会の中での立ち位置を確保したい」という思いであったりもしました。
浜松のこれまでの状況も学ぶと、それぞれの活動の意味や価値が見えてくるようになりました。
そのこと自体が“新しい”かどうかが問われるべきポイントではなく、「今の浜松でそのことを提示することに意味がある」ということも理解できるようになりました。

一年間をかけた調査活動から見えてきた浜松の姿については、行政にしっかり伝えると共に、浜松市民の方たちと共有し、市民の方達と一緒に考えていく場を作っていきたいと思います。

 四月からは, 浜松市の補助金制度を活用される方達への伴走支援の活動も始まります。

活動される方達一人一人の想いを大切にして、彼らにとって、少しでもお役にたてればと思います。

活動を通して参加者の方々が学ばれていくことを、なるべく多くの浜松市民の方たちと共有して行きたいと思います。

 
地域のコミュニティが活きていて、おおらかな、人に優しい町、浜松。自発的にいろいろな活動をする魅力的な方が沢山いる町です。そのポテンシャルを、さらにわかりやすく市内外に伝えていけたら、と思います。

 明日から始まる新年度は、市民がワクワクすることが沢山ある、より楽しい一年になりますように。
浜松アーツ&クリエイション

プログラム・ディレクター 
菱沼妙子