PROJECT
事業・支援内容

音楽を通したSTEAM教育と市民協働によるコンサート

市民活動団体等が行う創造事業支援

特定非営利活動法人 浜松ものづくり工房

「STEM教育」から「STEAM教育」への挑戦

取組概要

浜松の「ものづくり」人材の育成と市民協働による文化芸術活動を目的に、「STEM教育」にアートの分野を入れた「STEAM教育」を目指す事業。電子楽器、ティン・ホイッスル、Vocaloid、映像編集の4つのコースの講座を実施し、その成果発表コンサートを浜松駅前広場「キタラ」で開催。各コースの発表ステージと、市内のダンススクール「MUSH」やフリースクール空、手話バンドの「無限ホープ」が参加し、協働でコンサートを作り上げた。

特定非営利活動法人 浜松ものづくり工房

事業成果

「STEM教育」にアートの分野を取り入れるため、ピアニストの鈴木絢子氏やティン・ホイッスルを演奏する大村巧氏を講師に招いて講座を開講。音楽分野の専門家が入ることにより事業が実現した。成果発表に向けて講座が進められ、電子楽器やティン・ホイッスルの制作、Vocaloidでの作曲が完了し、成果を発表することができた。

特定非営利活動法人 浜松ものづくり工房

今後の展開・展望

浜松ものづくり工房の事業である「こどもテクノクラブ」に新設コースを設置し、継続する。今回得た、音楽分野の知識・人脈を活用し、ものづくりの文化とアートの文化を融合させ、新しい浜松の文化を創造するための新たな挑戦を始める。

浜松アーツ&クリエイション
事務局より

これまで培ってきた浜松ものづくり工房が持つ「ものづくり」の知識と浜松の音楽アーティストの協働により新たなアート分野への進出に成功しました。専門家とつながることができたことは今回の事業の成果ではないでしょうか。また、講座の受講生がなかなか集まらなかったことが課題でしたが、アドバイザーの井ノ上先生に出張授業の実施など広報のためのアドバイスをいただき、広く事業を周知することに努められました。今後の事業の足掛かりになることを期待しています。裾野をより広げるための人々の巻き込みに注目です。