PROJECT
事業・支援内容

UO

ひらく、デザイン思考-与えられるのでなく、当事者になる

アーティスト等が行う創造事業支援

UO

市民の社会参加への可能性

取組概要

工業デザイン事務所として活動するUOがデザイナーの視点を市民に感じてもらおうと、クリエイティブに対する対価の発生など、工夫を凝らしたワークショップを実施。新川モールを会場にワークショップを開催し、完成した家具は同会場に設置された。「私の行為が確かに誰かに影響を与えている」という感覚を、多くの市民に体験していただき、デザイン思考が市民の生活を豊かにし社会参加への意識を高めることを目的としている。

UO

事業成果

公共空間で多様な人々が制作に参加し、完成後もその場所で多くの人に使用され続けることは、一般市民による社会参加へのシンボルとしての側面を持つため、市民との双方に新たな気づきや視点が生まれる。こうした取り組みの可能性を示す先行的な一例になった。

UO

今後の展開・展望

ワークショップ後、すぐに家具が公共空間に設置されたわけではないため、「公共への参加意識の実感」には個人差があった。ストリートファニュチャーとして今後利用されていく中でこの実感が深まっていくことを期待する。「ひらく、デザイン思考」をテーマに、別の新たな切り口でワークショップや作品制作を継続する。

浜松アーツ&クリエイション
事務局より

公共空間に設置される家具の一部を市民が制作するということはあまりない体験で、クリエイティブの報酬として対価を得ることができるという仕掛けも、緊張感を持つことやクオリティを意識するようになるなどの意識変化につながりました。日頃イベントが開催されている新川モ―ルに家具が設置されることで、より多くの市民の目に届き、自分が一部を制作したという「当事者」としての感覚が新たに生まれるのではないでしょうか。