Hamamatsu Arts & Creation 浜松アーツ&クリエイション

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浜松ゆらいの素敵な人やできごとをご紹介します!

世界で活躍する浜松のアーティスト Vol.2 書家・中澤希水

今回は、浜松出身の書道家、中澤希水さんにお話を伺いました。個展に加えて、ドラマの題字、書道監修やロゴなど、幅広い分野でご活躍されていらっしゃいます。

 

Q1. 希水さんの現在の活動について教えてください。

東京を拠点に書道家として活動しております。

主な内容は

・書作品と抽象画の制作と発表・筆文字によるロゴや題字の制作

・実用を主体とした書道教室(東京・京都) です。

 

Q2 浜松ご出身ということで、これまでの経歴を簡単に教えてください。

書道家の両親の元に生まれ高校までの18年間は書道が生活の一部に馴染んだ環境の中、浜松で育ちました。

 

母校八幡中学校に飾られている希水さんの書。右が14歳、左 28歳の時の作品

以後東京に出て書道家を志す人が最も集まってくる大学とそこの書道部に入り、上京と共に尊敬していた成瀬映山先生の門を叩き授業・部活・師匠の稽古と書道漬けの大学生活を送りました。

その後ビリヤードにのめり込む3年間の寄り道を経て26歳から書道家としての活動を始め今に至ります。

Q3 浜松時代は、どんな若者でしたか?

書道はもちろんのこと、ヒップホップと浮世絵とキースへリングが大好きだった事を覚えています。

Q4 希水さんが”書”というアートフォームを通じて、伝えていきたいこととは?

己を滅して技術鍛錬の先に見えることの喜び、己を解放し手を動かして創造する事の楽しさ、人間の持つエネルギーや個性の面白さを、この情報過多な時代に、改めて感じる中で産み落とした作品を目にした人々の生活、人生に少しでも良い作用になるきっかけになればと思います。

Q5 書を学んでいる若い人達へ アドバイスをお願いします

上記に重なりますが、テクノロジーの進化と共に発達するネット社会やAIの素晴らしさは勿論大切ですが、約3700年の歴史に裏付けられた書の魅力や大切な事は何一つ変わらないし変える必要も無いと思っています。情報ばかりに頼らず人間のより原始的な部分にしっかりと立ち返り、パソコンやAIに出来ない人間味溢れる作品創る事に立ち向かって欲しいと思っています。

 Q6 浜松について思うことはありますか?

地元に脈々と受け継がれて来た文化、産業の歴史と魅力。豊かな食べ物と自然、過ごしやすい気候など学生時代には気が付かなかった地元の魅力に目が向くようになり今は離れて暮らせど郷土愛というものは年々大きくなっていきます。 帰省したときは必ず原点に帰り、今の自分を見つめなおす為に訪れていた中田島砂丘の美しさとそこに吹く風は沢山の事を教えてもらいました。私の制作の原点がある事を強く思っています。

中澤希水さんの作品は、8月6日(火)~11()クリエート浜松で開催される第31回書研展にて御覧いただけます。